豊胸バッグの危険性 | 豊胸シリコントラブル

豊胸手術のトラブル・コンプレックス

豊胸シリコンバッグのトラブルがどういうものかを知っていただくために立ち上げました。


これから豊胸バッグを入れる場合は、トラブルをよく知り、理解した上で望んでもらい、すでに入れている方は、将来起こりうるなどをよく知っていただき、今後の対策に役立ててください。


シリコンバッグを使った豊胸手術は、男性にとってあまりいいイメージのものではありませんが、胸が小さい女性にとっては、
長年の悩みと苦しみから解放され、これほどの恩恵を受ける手術はないのでしょう。
豊胸シリコンバッグを使う手術を考えている女性には貴重な情報になるように願っています。


「少しでも胸を大きく見せたい・・・・」というのは、多くの女性が抱く夢ですが、
実際に胸を大きくしようとするときには「豊胸手術」を行いシリコン製のバッグを胸に挿入する方法が一般的です。


実際に、豊胸手術は、年々増加傾向にあります。
シリコンバッグを入れるのは、簡単です。せっかく入れたのに、入れたことによる心配の種が生じてしまいます。。
ひとによっては、不安も入れてしまう、不思議な手術です。


コンプレックスを取り除くためだったのに、豊胸シリコンバッグ手術をすることによってコンプレックスを生じてしまうケースも多いのが現実なのかもしれません。。


常に、彼氏、旦那にばれるのではないか?

 

セックスのときに思うようにできない。

 

いつ、破損してしまうのだろう?


常に心配して、最終的に取りだすひとが多いことも現実なのです。


豊胸手術が再度必要


過去10年間に,シリコン製の豊胸バッグと結合組織の疾患やがんとの関連を検討した研究があります。これらの研究には,米国医学研究所による報告も含まれますが,豊胸シリコンバッグがこれらの疾患のいずれかと関連しているとする確実な証拠は得られていません。


シリコン製の乳房インプラントは,最も広範に研究された医療材料の1 つです。どのような合併症がどのような率で生じるかは,かなり明らかとなってきています。


通常米国で豊胸した際には、初回の豊胸手術から 3 年後に最初のMRI検査を受け,その後も 2 年ごとに受けるべきであるとしています。その点、国内では、術後フォローが一貫しておらず、豊胸シリコンバッグが破損・破裂して初めて、半永久的でないことを知るひとが多いです。


豊胸シリコンバッグは一生ものではないので、生涯に最低 1 回は再手術を受ける必要があります。残念ながら、インプラント術後の胸部の変化の多くは元に戻りません。豊胸バッグを取りだせば、すべてが元に戻ると思っているひとが多くいます。


シリコンゲル製の豊胸バッグの破損・破裂は無症状で,通常は本人も外科医も破損には気付きません。女性は破損・破裂が生じたかどうかを知るために,生涯にわたり定期的なMRIスクリーニング検査が必要でしょう。


もちろん、MRIでシリコンバッグの破損が確認されれば、除去もしくは、交換しなければいけません。 これらの豊胸シリコンバッグを入れた女性は,最低 1 回は豊胸バッグを入れなおす手術を受ける必要があることも忘れないでください。

豊胸バッグ手術前の心構え

主に、これから豊胸バッグを考えているをする人向けです。

 

豊胸することは、まったく悪いことではありません。
小さいことで長年悩んでいるなら、これほどいい手術はないでしょう。



でも、すべてがうまくいくひともいるだろうし、すべてが100%うまくいくわけではなく、自分とは予想に反した結果になることもあります。入れたことで、さらにまたいろいろなことで悩むこともあるかと思います。


なにか豊胸バッグの症状、トラブルがあったら、またこのサイトに戻ってきてください。ほとんどの術後の豊胸バッグのトラブルが網羅されているかと思います。


これから豊胸を受けようとするクリニックの医者がいいことばかり言葉を並べたとしても、豊胸のトラブルは起きるものと腹をくくっていればなんてことないものです。


これから豊胸バッグを入れる前に、理解したうえで行っていただきたい事項を下記に挙げます。



体質的なものに依存していることも豊胸バッグのトラブルの1つの原因です。
例;手術後しばらくは、形もよかったのに、数年後に豊胸バッグにトラブルが生じてくる。


よく見られる現象ですが、このように体内に異物(豊胸バッグ)を入れるということは、術者の技術でなく、異物を入れ、その後に引き起こされる体内の変化に依存することが原因になることが多いのです。

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豊胸バッグは、永久的または半永久的なものではない

豊胸バッグを入れる以上、将来、取りだす可能性は高い。異物を入れるということは?

異物という豊胸バッグを入れる以上、多かれ少なかれトラブル、合併症 、予想に反した結果を生じる可能性があります。そのほとんどのトラブル・予想に反した結果は、カプセル拘縮, 再手術, 豊胸バッグ取り出し, 破損、豊胸バッグの中身の漏出、 皮膚のしわ・たるみ, 左右差, 傷跡, 痛み, 感染などがあります。

 

豊胸バッグの入れ替え
将来に何かトラブルがあった時には、ほとんどのケースで入れ替え、または、取りだす必要があることを考慮しなければなりません。

 

?本来の望まない豊胸バッグの変化
豊胸バッグは、時間とともに変化します。それらは、望ましくない変化、取り返し(元に戻らない)のつかない変化が、将来に渡って起きる可能性があります。
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豊胸バッグを取りだした後の変化
豊胸バッグを取りだして、入れ替えないとするなら、次のことを覚悟しておく必要があるでしょう。


豊胸バッグを入れる前のナチュラルなバストは望めず、皮膚のえくぼ・陥没、しわ、皮膚のゆがみ、乳腺周囲の萎縮の変化を生じます。


豊胸バッグのメンテナンスの必要性
豊胸バッグは永久的なものではないので、残りの人生の間に検査・メンテナンスは必要です。もし、何か異常が見られたら、放置せず医師に相談する必要があります。


?自分で気が付かない豊胸バッグ破損
もし、豊胸バッグの中身がシリコン(コヒーシブ)であるなら、破損の有無を確認するためにMRI検査を受ける必要があります。


※自分でもわからない破損を「サイレント・ラプチャー(silent rupture)」と言います。実際にアメリカのFDAと豊胸バッグ製造会社は、新しくバッグを入れたのちに3年経過後に一度MRIのスクリーニングをし、その後は2年に1回の検査を行うように勧めています。


 

豊胸バッグを入れることによるALCL(リンパ球のがん)

この病気になる可能性は、少ないものの、豊胸バッグの周りにできるALCLという稀なタイプのがん〜ALCLと診断された場合は、豊胸バッグを取りだし、化学療法、放射線療法が必要になります。

豊胸手術に対するイメージ

 

?高校生から小さい胸がずっとコンプレックスで何度も豊胸手術を考えたけれど、手術にかかるお金やリスクを考えると怖くてできない。
?豊胸した胸は不自然ですぐに人にわかるし、もし彼氏や旦那にバレたら気まずくなりそうだから嫌だ。
?小さすぎて、友達と温泉にもいけません。大きくしたい!
?胸の開いた服や水着を着る時に自信が持てそう。
?豊胸した知人から痛みと違和感がすごいと聞いてから絶対にやりたくないと思った。



さて、あなたは?
すでに豊胸バッグを入れたひと、これから手術を予定している人、さまざまだと思います。


みんさんのお役に立てれば幸いです。


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